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日々平穏に。されど波乱もひとさじ欲しい。
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三時間で大阪から東京へ戻ってきましたが、
自由席で間違って喫煙席に座ってしまい三時間煙かったです。

そんなわけで読んだ本。

ママの狙撃銃 荻原 浩

絵に描いたような普通の主婦は実は元暗殺者だった。




ぶっとんだ設定の割に意外とこぢんまりした感覚が強かったですね。
ただ主人公が自分の娘のために動いたシーンが僕としては一番輝いていたと思います。

彼女は人殺しでそれは幻影という形で永遠に彼女を苦しみ続ける。
しかしそれでも彼女は家族のために生きることを決意した瞬間は
素敵だと思いますね。

まあ、殺しはいけないというのは当然ですけど。

でも彼女の祖父だったらたぶんそういう死という概念を
ドライに受け止めてしまうんじゃないかなぁ。

ただラストでは彼女が普通の生活を続けているシーンを挿入して欲しかったなぁ。
その後を是非とも描いて欲しかったです。
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