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日々平穏に。されど波乱もひとさじ欲しい。
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結構読んでるはずなんですが、あんまり紹介してないなぁ。

明日から出張なんですが、その間にできれば二冊くらい読みたいと思ってるので、
一気に紹介するつもりです。


三浦勇雄 聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) MF文庫J


元貴族で現在騎士団として働くセシリー・キャンベルは
自分を救ってくれた青年が持つ剣に魅せられる。

それが騎士セシリーと謎多き青年ルークとの出会いだった。



アニメ化するということでその前に読んでみようと思っていた一品。

買って知ったんですが前にこの著者さんは前は「上等シリーズ」を
書いてたんですね。ファンタジーに変わってもやはりやってることは
同じで「熱い」です。

設定に関しては目新しいものはあまりないですし、セシリーとルークの関係も
それほど新しいタイプのものではないのですが、とりあえずセシリーが熱い。
男より漢な少女で(あれで16というのがまず嘘だろうとw)信念のためなら
自尊心すら捨てられるところに好感が持てますね。
自分の弱さも「自分は弱い。それでも信念のためならば」と
見栄を張らないことがいいです。

一方で相手のルークは現在のところ謎が多くてなんとも言えません。
タイトルからして伝説級の存在を下で暮らしていたのは確かでしょうけど、
それだけというわけでもなさそうですし。
まあ、一巻読んでたぶん「誰かの復讐のために神とも言われそうな
奴を殺す武器を探している」というところでしょうが。
あと口が悪いお人好し系でありますね。

今回の第一巻では三話。セシリーとルークの出会い。
ルークの助手であり訳ありの存在(人とかけないのがめんどうなぁ)リサの一日を
クローズアップした話。そして「魔剣」アリアが登場する話。

一話と三話はだいたい展開同じかなぁ。ここらへんが
次巻でどうなっていくかがちょっと気になります。
流れの展開としては「悪魔契約」した存在が悪魔を召喚し、
一時セシリーがそれに圧倒されるがルークが決定打を与え、
それを目の辺りにしてセシリーも動くという展開。

一巻で魔剣「アリア」の暫定所有権を得たセシリーですが、
やはりルークの刀を持つことが最終目標らしくこれが最終巻まで
もつれ込むのか途中で刀を持って戦うようになるのか。
この辺も注目したいところ。あとはいかに熱く魅せてくれるかってところですかね。

「上等」シリーズは正直後半ネタ切れ感があったのですが、
こちらはがんばっていただきたいですね。
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